洗剤選びって意外と難しくないですか?
毎日のお洗濯、皆さんはどんな洗剤を使っていますか?
今までうちではずーっと同じメーカーの液体洗剤を使ってきました。それも同じブランドの安めの商品で、いつも更に安いときに詰め替え用を買ってきていました。ただ最近小学生の子供達の洗濯物がいまいちスッキリきれいにならないような気がして、違う洗剤も試してみようと思い比べ始めました。
そこで、今後どれを使っていこうか選考するにあたり、まずは洗剤のタイプによる効果の違いを確認してみました。
粉末洗剤と液体洗剤とジェルボールの違いと特徴
現在売られている洗剤の種類を大きく分けると以下の3つに分けられます。
粉末洗剤
液体洗剤
ジェルボール
以下で1つずつ詳しく見ていきます。
粉末洗剤
昔から使われてきた粉末状の固形物の洗剤です。それこそ昔は、やたらと大きな箱にどかっと大量に入ったものが売られていましたが、30年くらい前からでしょうか?急にコンパクトな箱で洗浄力も変わらない現在販売されている大きさの箱になった様な記憶があります。
粉末洗剤の特徴として、他の2種類と比較して一番汚れが落ちる事です。その理由は、粉末洗剤の成分に有ります。粉末洗剤の成分は弱アルカリ性なのです。ワイシャツなどの黄ばみの汚れの原因となる皮脂汚れの多くは酸性です。だから、反対の成分のアルカリ性だから粉末洗剤が一番汚れを落とします。
ただし、粉末だからこその欠点が有ります。それは洗剤の溶け残りです。粉末の溶け残りは洗濯槽のカビの原因にもなるのです。昔の洗剤に比べれば、最近の物は溶け残りが少なくなる様に溶けやすくなっていますが、それでもやっぱり溶け残りが発生します。対策として、お風呂の残り湯を使って35度から40度位のお湯で溶かすと良いそうです。この温度は丁度ワイシャツなどの皮脂汚れを落とすのに最適な温度なのです。だから、粉末洗剤を使って、35度から40度のお風呂の残り湯を使って、ワイシャツなどを洗うとよく落ちます。但し、すすぎは新しい水ですすいでください。残り湯だとせっかくきれいになったのに残り湯の汚れが付いてしまうからです。
また、洗浄力が強いのでウールなどのデリケートな素材には向きません。
液体洗剤
現在恐らく一番売れている洗剤は、この液体洗剤だと思います。何処の店に行っても、一番多くの棚を占めているように思います。だから好みの香りやブランドの中から選べますね。 こちら液体洗剤の特徴としては、液体だからこそ溶け残りの心配がありません。但し成分は中性タイプが多いので、洗浄力はいまひとつです。だからあまり汗をかかない冬場などに使うには溶け残りもなくて向いているようです。中には弱アルカリ性のものもありますが、水に入れると中和してほぼ中性に近くなってしまうので、粉末洗剤よりは洗浄力が落ちてしまいます。
ジェルボール
一番新しいタイプの洗剤です。何と言っても分量が分かりやすい。子供に任せても、「洗剤○○個入れておいてね。」って頼むことが出来ます。こちらの特徴は、洗剤の使用量が他と比べても少なくて済むので、すすぎも一度で済んだりして時短になります。しかし洗う時間が短いので、細かな隙間汚れなど洗い残しが出てしまう可能性もあります。だから、お年寄りの2人世帯みたいなお家には手間も少なくて良いかもしれないと思いました。うちの親世帯もジェルボールを使っています。量がわかりやすくて年寄り向きだと言っていました。成分的には液体洗剤とほぼ同類です。
抗菌成分入りは?
実は洗浄力そのものは普通の洗剤と何も変わりません。但し抗菌成分が入ることで、菌の繁殖が防げます。だから室内干しなどで乾き切るまでに時間が掛かる場合に向いています。
また、ものによっては洗濯槽の菌の繁殖まで抑えてくれる物もあるようです。洗濯機の掃除を小まめにやる時間がない方などには向いていますね。
まとめ
洗剤の種類によって洗浄力が違います。泥汚れやワイシャツなどの皮脂汚れをしっかりと落とすには、粉末洗剤。冬場など洗剤の溶け残りを心配するなら、液体洗剤。軽い汚れや節約思考にはジェルボール。部屋干しが多い人には抗菌タイプ。
それぞれ特徴を上手く使い分けて、上手に洗濯ライフを送りましょう!
今後、色々な洗剤を試していく予定です。お楽しみに。
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