子供たちの任天堂スイッチで、コントローラーのスティック部分が故障しました。スティックを触っていなくても勝手に動き出してしまいます。まさにホラーです(笑)。保証期間内でメーカーに出しても良かったのですが、郵送料や修理期間を考えると故障個所の部品を取り寄せて、DIY修理したほうが、安くて速いと思い自分で修理することにしました。
Switchのコントローラーの故障について調べると、アナログスティックの部分の故障が多いようですね。この部品を自分で交換することができれば、10分程度で修理完了です。部品とドライバーさえあれば、ネジを回せる方ならば誰でも簡単に修理できると思います。
故障の症状について
まず故障個所ですが、先にも述べたようにコントローラーのアナログスティックが利かなくなる事象が発生しました。右の赤いジョイコンを押し込むことができず、勝手に下に動いてしまうのです。
最初にやらなければならないことは、コントローラーの設定画面での調整です。
設定を開きます。
コントローラーとセンサーを選択します。そしてスティックの補正を選択します。
補正したいスティックを押しこみます。
円の中心に十字カーソル(+)が出ていれば大丈夫ですが、動いて(・)になってしまっている場合は補正作業が必要です。
画面の指示に従い、上(↑)右(→)下(↓)左(←)回転をして補正完了です。
※今回の故障は押し込むことすら出来ませんでしたので、4番でもうダメでした。
というわけで、部品交換に進みます。↓
それでも直らない場合は部品の故障が考えられます。この場合パーツを交換します。
◇パーツ交換で準備するもの
交換部品
Y字の精密ドライバーと+の精密ドライバーセット
以上のものはAmazonで購入できます。「Switchジョイコン」で検索すればすぐに見つかると思います。(アナログコントローラーと左右1組とドライバーとセットで1500円程度でした。)
◇修理方法
はじめに裏蓋を外します。
Y字の精密ドライバーで、ネジ4本を外します。
裏蓋の隙間に薄いカードのようなものを差し込んで開きます。
バッテリーが載っている部品のネジを+の精密ドライバーで外します。このネジは3本あります。
無線のカードと思われる正方形のプレート(写真では分かり難いかもしれませんが、灰色のコードで繋がっている縦に刺さったバッテリー中央付近の小さなパーツ)を配線ごとバッテリー台から外します。するとバッテリーケースが外せるので基盤が見えてきます。(最初はこの灰色の配線をバッテリーケースから外さなかったので引っ掛かってしまい、バッテリーケースがフルオープンしなくて暫く悩みました。)
アナログスティック(中央付近の銀色のパーツがそれです)が止まっているネジ2か所を+の精密ドライバーで外します。
基盤についている薄っぺらな配線(リボンコード)を外します。この時無理に引っ張らず、基盤側についているロックを外します。上に持ち上げればすぐ緩みます。
リボンコードを抜き刺しする時にピンセットがあると便利です。
新しい部品と交換して、逆の手順で組み立てます。
組みあがりましたら、最後に改めてスティックの補正をかけて調整し修理完了となります。
まとめ
任天堂スイッチのコントローラー修理は、意外と簡単でした。
ドライバーと部品さえあれば誰にでもDIY修理が可能だと思いました。
任天堂に修理に出すよりも早くて簡単に直せますので、余程不器用な人でない限り自分で修理できると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
※最後に分解修理は自己責任になりますので、メーカー保証も受けられなくなります。その辺のことはご注意を!
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