古い Mac mini (Late2009)を改造してみようと思って、分解してみた話です。開けるのが面倒臭くて放置していたんだけれど、今回ちょっと気が向いたので今更ながら開けてみました。
スペック
Mac mini (Late 2009)
- 高さ : 5.08 cm
- 幅 : 16.51 cm
- 奥行き: 16.51 cm
- 重量: 1.31 kg
- プロセッサおよびメモリ
- 2.26GHz、2.53GHz、または2.66GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ
- プロセッサと同速度で動作する3MBオンチップ共有二次キャッシュ
- 1,066MHz フロントサイドバス
- 2GB (1GB SO-DIMM×2) または4GB (2GB SO-DIMM×2)、1,066MHz DDR3 SDRAM、SO-DIMM 2 スロットで最大4GBをサポート
- FireWire 800ポート×1基 (最大800 Mbps)
- USB 2.0ポート×5基 (最大480 Mbps)
- NVIDIA GeForce 9400Mグラフィックプロセッサ、256MB DDR3 SDRAMメモリ搭載(メインメモリと共有)
- 拡張デスクトップおよびビデオミラーリング:DVIまたはVGAディスプレイで最大1,920×1,200ピクセル表示、Mini DisplayPort−Dual-Link DVIアダプタ(別売)を経由したデュアルリンクDVIディスプレイで最大2,560×1,600ピクセル表示を同時サポート
- Mini DVI ポート
- DVI出力: Mini DVI−DVIアダプタを使用(付属)
- VGA出力: Mini DVI−VGAアダプタを使用(別売)
- Mini DisplayPort出力
- 160GB、320GBまたは500GB シリアルATAハードディスクドライブ
- スロットローディング式2層記録対応SuperDrive (DVD±R DL/DVD±RW/CD-RW): DVD+R DL、DVD-R DL 記録時最大6倍速、DVD-R、DVD+R記録時最大8倍速、DVD-RW記録時最大6倍速、DVD+RW記録時最大8倍速、DVD読込時最大8倍速、CD-R、CD-RW記録時最大24倍速、CD読込時最大24倍速
分解方法と手順
まずはひっくり返します。
100円ショップで購入したもんじゃ焼きのヘラを用意します。
本体とカバーのスキマに突っ込みます。が、スキマもほとんど無くて苦労しました。
テコの原理で持ち上げると、爪が外れて開けられました。
メモリーが見えたので外します。
無線LANのアンテナと温度センサーを外します。
DVDドライブを外します。
HDDが見えてきました。
HDDの上に乗っていたのは、無線LANカードでした。
ファンを外しました。
HDDを外したところ
CPUグリスは硬化してきていました。
一度グリスを綺麗に拭き取ります。
そしてグリスを塗り直します。
あとは手順を逆に戻していきます。
※CPUのヒートシンクを戻すためのピンが折れてしまいました。(外す時に折ってしまいました。)なので1箇所ピンがない状態ですがDVDドライブを載せると押さえつけられるので、何とかごまかせました。
まとめ
実は開けてみて可能ならば、CPUを取り替えようなんて思っていましたが、実際開けてみたらいじれるところが全くありませんでした。
前回Lenovo500ノートをアップグレードしようと思い購入したCPUや無線LANアダプターは流用しようにも規格があわず、更にそもそもCPUが半田付けされているタイプだったので駄目でした。
まあ、掃除ができて、CPUグリスを塗りなおせたことが収穫でした。
もっと新しいMac mini はどうなのでしょうね?
また気が向いたら開けてみることにします。
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