長年使っていたXperia Z5C 。発売当初に購入し、その後バッテリーの持ちが悪くなったのでiPhone8に乗り換えました。しかし動かないわけではないので、その後子供のスマホにおさがりになりました。
子供は当時小学6年生でしたが、今や中学2年生に。当然お年頃なので、今まで以上にハードにスマホを使うようになってきました。しかも購入時から考えると6年くらいは経つと思われ、バッテリーは完全にへたりました。
ついには充電ができない状態。これではLINEの機種変更も引き継ぎが出来なくてどうしようもない状態。
そこで、最終手段としてバッテリー交換をしてみる事にしました。
準備
用意したものはAmazonで買った中華製互換バッテリーと開封小道具セットです。
バッテリー自体は2000円位で、貼り直す為の両面テープとドライバーやピックのセットが1500円位だったと思います。
あとこの為にわざわざ買ったヒートガン
やり方はYouTubeを見ながらやってみました。
まずは、裏面のパネルがガラス製で両面テープで接着されているという事なので、裏面をヒートガンであぶりました。
今回初めてでよく分からなかったのでヒートガンを用意しましたが、正直言ってドライヤーでも代用出来そうです。ただし、ウチにあるドライヤーは、熱で乾かすドライヤーではなくて、風量で乾かすタイプのものだったのでそれ程熱くなりません。昔ながらの熱さ重視タイプなら利用できると思います。
分解
早速始めます。
先ずは裏面からヒートガンでパネルの周りを温めます。ヒートガンはかなりの高熱になりますので、扱いは注意してください。
次にピックを用意して、隙間を作ります。
そして隙間が出来たらそのまま周りを一周切り込んで、両面テープを剥がします。
すると裏蓋が外せます。吸盤を使って引っ張るのも良いです。
この機種はこの状態ではバッテリーが外せません。
先ずバッテリーに貼ってあるフェリカ用のアンテナを剥がします。
端子を慎重にはずします。
そして周りに一周見える、黒い細い淵になっている部品を外します。ネジは10個位ありました。
全部のネジを外すと細くて黒い押さえになっていた枠が外れます。
ここまで来ればあと一息です。
バッテリー下の方にある端子を慎重に外し、バッテリー本体を取り外します。
バッテリー自体は両面テープで本体に貼り付けてあるので、カッターを使ってその両面テープを切って剥離します。
見てわかる様に両面テープはバッテリーの上下に貼り付いています。
バッテリーを交換して組み立てる
あとは、新しく用意したバッテリーを逆の手順で組み立てていきます。
最後に裏蓋を閉じる際、新しい両面テープを用意しましたが、別に無くても大丈夫そうです。元のテープの接着力も残っていますし、そもそもスマホケースで背面をカバーをしてしまえば全く問題ありません。
これで完成です。お疲れ様でした。
補足
これでバッテリーの交換作業は終りましたので、普通に今まで通り使えるはずでした。
しかし。。。
私の端末はもう一作業必要でした。
それはなぜかと言うと、充電出来ません(泣)
え?何で?
皆さんは安心してください。普通にバッテリーの劣化だけならば、ここまでの作業で終わりです。実際、この後妻のスマホも(同時に同じものを買ったので)バッテリー交換したら問題なく使える様になりました。
私の端末は、充電端子が故障してしまった様で、一瞬充電ランプがついてもすぐに消えてしまい、全く充電出来ませんでした。
推測ですが、子供にあげてからというもの、子供は家ではずっと充電しながらゲームやLINEをやっていたのを目にしています。これこそが原因かと思います。コードは長かったけど、端子の口が引っ張られたり負荷が掛かってダメになったのだろうと考えられます。バッテリーがもたなかったから、余計に充電しながら使っていたのでしょうが、コレがダメでした。
後日、アリエクスプレスで充電端子を取り寄せて交換を試みましたが、充電端子を外す時、うっかり本体側の端子の受けを壊してしまいました。これでもうおしまいです。ahh!orz
結局、LINEアカウントは救済できたので、他のスマホに移植出来ました。
まとめ
バッテリー交換はそれ程難しくはありませんでした。
蓋の開け方さえ分かれば誰でもできると思います。費用もバッテリー代だけで済みますから、やってみる価値は有ると思います。
作業時間もおよそ20分掛かったかどうか位でした。
データが消えてしまうリスクも、お店の人がやるのと変わりませんよ。
慣れれば10分で交換も出来そう。
今度今使っているiPhoneのバッテリーがダメになったら、また同じ様に挑戦してみたいと思います。
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