Ryzenで自作PCを組む その1

最近話題の新発売されたAMDのZEN2と呼ばれる最新のCPUに興味を持ち、久しぶりに1台組んでみようかなと思いました。

コンピューターのCPU(中央演算処理装置)つまりは人で言う所の「頭脳」を作っている会社は、一般の人にも知名度があるインテルという会社と、macで有名なアップル、そして自作PCをする人が多いAMDという会社があります。ただ、最近はアップルもインテルのCPUを使っているので、インテルかAMDかの2択になります。

しかし今まではやはりインテルが強かったのですが、今度発売されたRyzenの3世代目のCPU、通称「ZEN2」がインテルを超えてきたか?と言われるCPUを発売したので、久しぶりに自作への興味が湧いてきてしまいました。そこでこれから数回にわたり、自作PCを組む話をしていきたいと思います。

どんなパソコンを作りたいのか?

まずは、どんな構成のPCにしようか検討することにしました。基本的には何でもできるのですが、全てにおいて万能というわけではなく、やりたい事によっては構成を変えたほうがよりベターなものが作れます。例えばPCでゲームをやりたいとか、youtubeなどに投稿するための動画編集がやりたいとか、写真をRAWで撮って現像して作品に仕上げるために使いたいとか、単にオフィスソフトを使ったり、ネットサーフィンができれば良いとかです。

現在自分で使っているパソコン環境はMac mini(Late2014)がメイン機で、インテルのcore i5(2.8GHz)が入っています。メモリは8GB (1600MHz DDR3)です。OSはMojaveです。

サブ機としてHPのモバイルノートパソコン(HP Spectre x360 13シリーズを使っています。こちらはインテルのCore i5-7200U /メモリ8GB /256GB SSD /OSはWindows10 Homeです。

私のパソコン利用目的は、今のところ写真の整理とビデオの編集です。ゲームなどはもうやらなくなってしまいました。昔自作した頃は確かペンティアム3や4などで、リネージュ2などをやっていましたが、今となっては懐かし記憶です。

現在の環境では、子供や旅行のビデオ編集をするのにどうしても時間がかかりストレスになっています。また、写真のRAW現像も同様です。この辺を改善する目的のPCを組んでみたいと考えました。

Intel 入ってる!?

最初に決めなければいけないのは、CPUをIntelにするのか、それともAMDにするのかですね。

タイトルからわかると思いますが、今回はAMDを選びます。

今まで作った2台のPCは、両方ともインテルで作りました。しかし今回はAMDにしようと思います。それは多コアのPCを安く組めるからです。映像編集系では、グラフィックボード(GPU)の性能よりもCPUの処理能力が重要とされています。コア数が多ければ多いほど処理能力が上がりますので、コア数勝負です!

とりあえずはRyzenシリーズで作る予定ですが、まだどのCPUを載せようか迷っています。お金があれば迷うことなく最新のZEN2のRyzen7 3700X(¥43000位)にいきますが、あまり予算も無いので安くなった1世代前のZEN+ /Ryzen7 2700X辺りで考えています。元はやはり4万円を超える価格でしたが、現在は¥28000程度にまで下がりました。もう一声下がると嬉しいのですが。。。待ちすぎて品物が無くなってしまっても哀しいですけどね。

カッコいいですね!
純正クーラーもカッコよすぎ!

マザーボードを選ぶ

マザーボードもインテル用とAMD用ではソケットの形状がまったく違います。インテル用はマザーボード側にピンが生えている形状で、逆にAMDはCPU側にピンが生えています。そしてやはり世代ごとにソケットの形状も変化していくので、載せたいCPUに合わせて対応するマザーボードを選び必要があります。

私の場合、性能も重要ですがコスパもとても重要ですのでZEN+またはZEN2対応のマザーで、AM4ソケットの450チップセット搭載の物を選択しました。ZEN2は570チップセットが本来の対応品なのですが、450チップセットマザーでもBIOSのアップデートで450チップセットでも使えるという嬉しい仕様なのです。やはり最新の570のマザーは高いので、ここは迷わず450になった次第です。

同じ450チップセットでもスタンダードなB450というものと、オーバークロック向けのハイエンドX450があります。ここでもコスパを考慮してB450を選びました。

B450を搭載したマザーも色々あります。サイズで言うとAT-Xと言う標準サイズのものと、Micro AT-Xと言う少し小さめのケースに収められるものです。他に Mini AT-X と言うもっと小さなケース用もあるようですが、今回は標準サイズでいく事にします。大きい方がスロットなどもたくさん付いていますからね。ただ小さい方が安いには安いです。大体¥2000くらい差があるかと思います。

まとめ

久しぶりに自作PCを組んでみる事にしました。

少しづつパーツを選んで集めていく感じですので、すぐには仕上がりません(汗)。

今回は大まかな方向性とそれに伴いCPUとマザーボードについて少しお話ししました。

次回から個別のパーツについて少し掘り下げながらご紹介していけたらと思います。

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