Ryzenで自作PCを組む その9(組立編)

いよいよ組み立てです。今まで吟味して選んできたパーツたちが合体して一つのPCに仕上がります。

組付け手順

1. まず初めにマザーボードにCPUを載せます。

CPUの向きに気を付けてマザーボード上のソケットに納めます。

ロックレバーを倒して固定します。

2.次にCPUクーラーを載せていきます。

マザーボードにあるロックを引っかける向きと、クーラーのロックの向きを合わせて載せます。

ロックがついていないほうの引っかけ部分を先に引っかけてから、反対側のロックレバーがついているほうの引っかけ部分を引っかけて、ロックレバーを倒します。

CPUクーラーにFANケーブルを取り付けて、マザーボードのFANに刺していきます。そしてFANのLEDコントロール用のケーブルも差します。3ピンと4ピンの2本差せるようになっていますが、3ピンのUSBケーブルになっているほうだけをマザーボード上のUSBコネクタに差し込めば大丈夫です。説明書には両方のケーブルを差すようなイラストが描いてありますが、色々調べた結果、一つだけで良いようです。これがわかるまで結構な時間がかかりました。

3.メモリーを取り付けます。

このマザーには、4本差せるスロットがついています。デュアルで動作させるには2番と4番のスロットに差します。片方だけラッチがついているので、ラッチを開いてからバランスよく押し込みます。一番下まで押しこめると、自動的にラッチがロックされます。

今回は2本差しますが、そのうち余裕が出てきたらあと2本DDR4 2666MHzのメモリを増やして4本32GBに増設する予定です。早いメモリーを積んでも大して差が出ないようなので、2666MHzで十分です。(それと差したメモリーの一番遅いものに動作がそろうそうなので、増設する法は現用以上早いものを入れても意味がありませんし、遅いものを入れるともっと動作が遅くなってしまいます。)

4.M.2 ストレージを取り付けます。

このマザーボードにはヒートシンクが付いていますので、カバーを外してM.2を取り付けて、ヒートシンクを戻します。

5.マザーボードをケースに取り付けます。

ケースに付属のスペーサーをかませて、マザーボードを載せます。ここで注意点は、先にIOパネルをはめておくことです。(出力端子が出てくる部分のカバーです。)

6.電源を取り付けます。

電源FANの向きに注意しながら取り付けます。FANがどっちか?考えてつけましょう。ケース内部の空気の流れは考えながら組み込んで行きます。

7.ストレージを取り付けます。

SSDやHDDを取り付けます。かなりスペースに余裕があるので、たくさん載せることができます。データ保存用に大容量のHDDも良いですが、故障を考えて分けておくのも良いかもしれません。私はレイドは組みません。

8.配線をしていきます。

裏配線ができるケースなので、各種電源を裏から配線していきます。SATAケーブルも全部取り付けます。ケースからの電源やリセットスイッチ、LEDなど分かりにくいかもしれませんが、落ち着いて説明書通りにやれば必ずできます。ちょっとめんどくさいですけどね。

9.最後にグラフィックボードを搭載します。

ケース背面の増設ポートの金属を取り外してグラボを付けます。2スロット分切り取りました。グラボを差し込むスロットにもメモリスロット同様にロックレバーが付いていますので、ロックを下げてから差し込みます。そして忘れないうちにグラボ用の電源ケーブルを取り付けます。

10.最後にふたを閉めて完成です!

昔は最初にマザーボードをケースに取り付けてからCPUを載せたりしていましたが、先にパーツをある程度組み込んでおくと作業がしやすいです。上記の手順がお勧めです。

完成写真

OSのインストールをして仕上げです。

まとめ

組み立てはドライバー1本あれば簡単にできます。最近のガンプラを作るよりも簡単です。手順も上記の方法が楽だと思います。

でも実は私、最後に決まったパーツがCPUでしたが、そこに至るまでに待ちきれなくてケースに先にマザーボードを取り付けたり、M.2など組める部品はパーツがそろう前につけてしまいました(笑)

だって早く組み立てたくて待ちきれなかったんです!だから作業途中の写真が載せられませんW

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