Ryzenで自作PCを組む その6(メモリー編)

今回はメモリーについて決めていきたいと思います。メモリーはマザーボードで何が使えるか決まります。今回のマザーでは、DDR4のメモリーを使います。

規格によってDDR、DDR2、DDR3、DDR4と別れています。世代が後になるほど高速で大容量のメモリを必要としてきます。そしてこの世代が違うとメモリーの切り欠きの部分が違い、物理的互換性はありません。今の最新はDDR4ですが、そのうちDDR5とか出てくるのでしょうね。

クロックと性能について

メモリーのクロック(動作周波数)は、DDR4の場合以下のようになります。

チップ規格 モジュール
規格
メモリクロック
(MHz)
バスクロック
(MHz)
転送速度
(GB/秒)
DDR4-1600 PC4-12800 100 800 12.8
DDR4-1866 PC4-14900 116 933 14.9
DDR4-2133 PC4-17000 133 1066 17.0
DDR4-2400 PC4-19200 150 1200 19.2
DDR4-2666 PC4-21333 166 1333 21.3
DDR4-2800 PC4-22400 175 1400 22.4
DDR4-2933 PC4-23466 183 1466 23.4
DDR4-3000 PC4-24000 188 1500 24.0
DDR4-3200 PC4-25600 200 1600 25.6
DDR4-3400 PC4-27200 213 1700 27.2
DDR4-3600 PC4-28800 226 1800 28.8
DDR4-4000 PC4-32000 250 2000 32.0
DDR4-4266 PC4-34100 266 2133 34.1

数字が上がるにつれてより高速な動作をしますが、自作PCを組む上ではCPUのオーバークロックと比べるとメモリーのオーバークロックは、体感的な差があまり感じられないようです。ですからそれなりのクロックの物であれば、無理に最上位の物を選ばなくても大差はないという事です。今回はコスパを重視していますので、2666MHzで手ごろなものを見つけましたのでそちらにしました。

あと、メモリーのヒートシンクについてですが無いよりは良いのかも知れませんが、特別なくても良い気がします。ただ見た目だけの問題で光ったり、重厚に見えたりというだけです。実際触ってみてわかると思いますが、メモリーは大して熱くなりませんよね。

見た目と価格で選びました

今回選んだメモリーは、見た目と価格で決めました。ヒートシンクについてはいらないと思っていますが、選んだケースが透けるタイプなのでかっこよさげなヒートシンク付きにしました。でも光るやつは無駄に電気を食いますし、他の部分が光るからいいかなって事で、光らないヒートシンクのタイプを選びました。

8GBが2枚で16GBです。先々余裕ができたら更に16GB位積んで、32GBにしてみたいと思います。でも今のところは16GBで間に合うと思っています。

カッコ良さげですね。

こちらのメモリーはNTT-Xストアで¥7280でした。(2019/08)

ADATAのゲーミングブランド「XPG」AX4U266638G16-DGB

DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組

私はやりませんが、オーバークロックも3200位までは出来るとの口コミがありました。

まとめ

使用できるメモリーはマザーボードの規格で決まります。規格が合わないとそもそも物理的に刺せません。

クロックはそこそこの物で十分だと思っています。体感差が感じにくいからです。

何より見た目が大事です。(個人的見解ですW) マットブラックの塗装です。

追記

消費税が10%に上がる前に、同じメモリーをもう一セット購入しました。

つまり合計32GBになりました。まあこれだけ積めば充分だと思います。

メモリースロットが、あと2つ空いていたので、つい埋めたくなり買い増ししました。

 

 

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